洗浄能力に優れているアルカリ性のもの

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重曹とセスキ炭酸ソーダにはどんな違いがある?

重曹とセスキ炭酸ソーダはどちらも水まわりの掃除で使われることが多く見た目も似ているため同じようなものと思われがちですが性質と向いている使い方にははっきりした違いがあります。たとえば蛇口まわりの皮脂汚れや調理後の油はねが気になる台所では洗浄力の差が出やすく洗面台や浴室では汚れの種類によって使い分けたほうが無理なく落とせます。セスキ炭酸ソーダのほうがアルカリ性は強いため汚れ落ちだけを見ると重曹が不要に思えることもありますが水への溶けやすさや研磨感の有無が異なるため使いどころは同じではありません。水道まわりでは蛇口の根元にたまるぬめりやシンク内のくすみや排水口付近の汚れなど状態が少し違うだけで合う洗剤も変わるため特徴を知っておくと判断しやすくなります。

重曹の特徴
よく知られているのが重曹です。昔から台所や洗面所や浴室など水まわりの掃除で広く使われてきた素材で精製度によっては食用として扱われるものもあるほど身近です。水道設備の表面に付く軽い油汚れや手あかやぬめりに向いておりクエン酸と組み合わせて使う場面もありますが同時に混ぜるのではなく汚れの性質に合わせて使い分けるほうが扱いやすくなります。蛇口の吐水口まわりや洗面ボウルの縁など細かな部分では粉のやわらかな研磨感が役立つことがあり表面を強く傷めにくい範囲で汚れをこすり落としやすい点が特長です。
重曹の成分は炭酸水素ナトリウムで弱めのアルカリ性を示します。PH値は8.2前後とされ酸性寄りの汚れに働きやすく皮脂や軽い油汚れや臭いの元になっている汚れに効果を出しやすい性質があります。ただし水に溶けにくいため広い面を一気に洗うより少量の水で練ってやわらかなクレンザー状にして使う方法が向いています。台所の蛇口の根元やシンクの内側に付いたべたつきが軽い段階ならこすり洗いで落としやすい反面厚く固まった水あかや長年の石けんかすには作用が弱いことがあります。白い固まりが強く残る場合は汚れが酸性ではなくミネラル汚れであることも多いため重曹だけで無理にこすると時間ばかりかかることがあります。

セスキ炭酸ソーダの特徴
セスキ炭酸ソーダは炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムの性質をあわせ持つアルカリ性物質で水まわりでは油分を含んだ汚れや皮脂汚れや生活汚れを広い面から落としたい時に使いやすい素材です。見た目は重曹と似ていますが水に溶けやすいためスプレーやつけ置き液として使いやすく蛇口周辺の手あかやキッチンシンクのぬめりや排水口の部品に付いた汚れをやわらげる場面で扱いやすくなります。わかりやすく言えば重曹より洗浄力を高めたような位置づけで表面をこするより溶かしてなじませる使い方に向いています。
成分の違いから重曹よりもアルカリ性が高くPH値は9.8前後です。そのため油分を含む汚れには重曹より効きやすく台所の水栓まわりに付いた調理中の飛び散りや洗面台の整髪料の残りや浴室小物の皮脂汚れなどに作用しやすくなります。ただしアルカリ性が強い分だけ手肌への刺激には気を付けたい素材です。汚れが軽いうちなら短時間で落としやすい一方で金属の種類や塗装面や天然素材には向かないことがあるため目立たない場所で様子を見ることが大切です。
手触りはさらさらとしていて水に溶けやすい性質があります。そのため重曹のように練って磨く使い方にはあまり向かず水に溶かして布へ含ませて拭く方法や部品を外してつけ置きする方法で力を発揮します。たとえば洗面台の排水金具やキッチンの排水口受け皿や蛇口の泡沫部品に皮脂やぬめりが付いている時はつけ置きで汚れがゆるみやすくなります。ただし詰まりや水漏れの原因が配管内部の破損やパッキンの劣化である場合は洗浄では直りません。掃除をしても流れの悪さが続く時や蛇口の根元からにじむ時は洗剤選びより設備の点検を考えたほうがよい場面です。

重曹は食品として扱われるものがありますがセスキ炭酸ソーダは食品ではなく掃除用として使うものです。そのため台所で使う場合でも食器や調理台に使用した後は水拭きや洗い流しを丁寧に行い口に入らないよう注意します。水道まわりでは作業中に飛び散った液が蛇口レバーや収納扉の表面に残ることもあるため拭き残しを避けることが大切です。また手荒れしやすい方や皮膚が弱い方はゴム手袋を使ったほうが安心です。目に入った時や強い刺激を感じた時は早めに水で洗い流し症状が続く場合は医療機関へ相談します。

重曹とセスキ炭酸ソーダの洗浄効果

重曹とセスキ炭酸ソーダはどちらも家庭で使われる掃除用の素材で水道まわりの手入れにも役立ちますが得意な汚れは同じではありません。重曹は軽い油汚れや臭いの元やぬめりをやわらげながらこすり落としたい時に向きます。たとえば蛇口の台座まわりにうっすら付いた汚れや洗面ボウルの表面に残るくすみなどには使いやすく粉の質感が細かな汚れを落とす助けになります。一方でセスキ炭酸ソーダは水に溶かして広くなじませやすいためキッチンのシンク内側や排水口部品や洗面台下の樹脂部品など広い面や細かな凹凸のある場所に使いやすく皮脂や油分が混じった汚れに向いています。どちらも便利ですが白く固着した水あかや金属の腐食や配管の詰まりのような症状まで解決できるわけではないため掃除で取れる汚れか設備の不具合かを見分けることが大切です。
重曹はアルカリ性で水あかや油汚れと一括りにされることがありますが実際には酸性寄りの汚れや軽いべたつきに向いています。消臭の助けにもなるためシンク下のにおいや排水口まわりの軽い臭気が気になる時に使われることがあります。ただし水道設備の現場では臭いの原因が封水切れや排水管接続部のずれや内部の汚れの蓄積であることも多く表面を掃除しただけでは改善しない例も少なくありません。掃除後も臭いが戻る時は排水トラップや接続部の確認が必要です。蛇口まわりの白い跡が残る場合も汚れの中心がミネラル分なら重曹では落ちにくく目的と合わないことがあります。

一方でセスキ炭酸ソーダは油汚れや皮脂汚れに強くキッチンや洗面所や浴室の樹脂小物など幅広く使えます。ただし中性ではなくアルカリ性の洗浄剤として考えるほうが実情に合っています。キッチンの蛇口レバーに付いた手あかやシンクまわりの飛び散りや洗濯機まわりの皮脂汚れには使いやすい反面石材やアルミや表面加工の弱い素材には不向きなことがあります。また黒ずみが強い場合でも原因がカビなのか皮脂なのか金属石けんなのかで落ち方が変わります。使っても変化が薄い時は汚れの種類が違う可能性があり無理に濃くした液を使うと素材を傷めるおそれがあります。洗濯槽や排水口で使う場合も洗浄だけで流れの悪さが直るとは限らず水が逆流する時や異音が出る時は配管側の確認が必要です。

いずれも環境負荷が比較的少ない素材として扱われることがありますが安全に使うには量と方法を守ることが大切です。多く入れたから汚れが急に落ちるわけではなく濃すぎる液は手荒れや素材への負担につながります。水道設備ではメッキや樹脂やゴム部品が混在しているため同じ場所でも触れる材質が複数あります。たとえば蛇口本体は金属でも周辺に樹脂パーツやゴムパッキンがあることがあり長時間洗浄液を残すと変色や劣化の原因になることがあります。使用前に目立たない場所で試し拭きを行い使用後は洗剤分を残さないよう水拭きや洗い流しをして仕上げると安心です。

重曹とセスキ炭酸ソーダの比較
1.成分
重曹(重炭酸ナトリウム):化学的には炭酸水素ナトリウムで比較的穏やかなアルカリ性を持ちます。粉のまま使うとやわらかな研磨感があり蛇口のまわりや洗面台の軽いくすみなど表面の汚れ落としに向いています。
セスキ炭酸ソーダ:炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムの性質をあわせ持つアルカリ性の素材で重曹より水に溶けやすく拭き掃除やつけ置きに向きます。排水口部品やシンク小物のぬめりや油分を含む汚れに使いやすい点が違いです。

2.掃除効果
重曹:臭いの吸着や軽い汚れの除去に向いておりこすって落としたい場面で使いやすい素材です。蛇口の台座や洗面ボウルの縁など汚れが薄い段階では扱いやすい反面固い水あかや配管内部の詰まりには効果が限られます。
セスキ炭酸ソーダ:重曹より高いアルカリ性を持つため頑固になりかけた油汚れや皮脂汚れに向いています。キッチン水栓のレバーやシンク内のべたつきや排水口のぬめりには使いやすいものの白く硬い付着物や機械的な故障には対応できません。

3.安全性
重曹:一般に扱いやすい物質ですが大量に使えば手荒れの原因になることがあり粉を吸い込まないよう配慮したほうが安心です。水道設備では磨きすぎにより光沢が鈍る場合もあるため力任せにこすらないことが大切です。
セスキ炭酸ソーダ:アルカリ性が強いため皮膚や目への刺激に注意が必要です。使用時は手袋を用い拭き取り後に洗剤分を残さないようにします。金属の変色や塗装面への影響が心配な時は一部で試してから使うと判断しやすくなります。

4.使用方法
重曹:水と混ぜてペースト状にして使う方法が一般的で掃除や消臭に利用できます。水道まわりでは蛇口の根元やシンクの細かな汚れをこすり洗いしたい時に向きますが洗浄後に粉が残ると白く見えるためしっかり拭き取ります。
セスキ炭酸ソーダ:水に溶かして溶液を作り布やスポンジに含ませて使う方法や部品のつけ置きで使う方法が一般的です。掃除をしても水の出が悪い時や排水が遅い時や蛇口から水がにじむ時は汚れだけでなく部品劣化や配管の不具合も考えられるため水道業者へ相談する目安になります。



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